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皮膚の感覚

 「経絡と色」のページで、
 筋診断法では五行の中の五臓五腑(六臓六腑)と五色(六色)の関係に注目し、この色を使って診断し、治療します。
 とお伝えしました。

 筋診断法では、診断した治療点に色テープ貼り付ける、という技法が用いられますが、経絡治療の専門家からみても特異なところで、「針も立てないで本当に効くのだろうか」と首を傾げられるのもしばしばです。しかしこの色テープの貼付は針を立てるのと同等の、あえて言えばそれ以上の効果を上げることができます。しかもこの治療法によれば一点か二点、どんなに多くても三点の治療穴に貼付するだけで、内臓も含めた全身の調整が可能なのです。 なぜそんなことが可能なのか。そのすべてを今解き明かすことはできませんが、「皮膚は色を識別する」、つまり皮膚には視覚があるという仮説の上に立って私たちはこの方法を駆使しています。実際その経絡に対応した色でなければ望ましい変化は起こりません。正確なツボに正確な色があたったとき、その場で全身がガラッと変化します。筋肉の凝りがとれ、呼吸が楽に深くなり、体が軽くなって気分がすっきりする。明らかに色が「効いている」のです。それも全身規模で。直径5oにも満たない色テープの切れ端がここまで大きな変化をもたらす。 正直なところ、それは私たちにとっても一つの驚異です。それは人間の体のもつ能力に対する驚異であるともいえます。

 皮膚が色を識別するという事実は、東洋医学の発展に多大な貢献をされた医師の間中喜雄氏(1911年−1989年)の『 五行と色に関する実験 』や、シュタインが人体にさまざまな波長の光りを当てると、筋肉が緊張したり弛緩したりすることを実証した『 トーナス変化 』によっても確かめられています。

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