筋診断法の腹診や、診断筋の触診は非常に独特のものがあります。月に一回の講習会でその全容をつかみとるには、結構時間がかかるものです。そういうときに、触診のお手本を身近でみることができれば、練習するときに非常に便利です。今回作成しました CD-ROM には東京筋診断協会会長の河野哲士先生の腹診や診断筋の触診の実技が収録されています。初心者の方、遠方でなかなか講習会に参加できない方、また熟練者の方にもお役に立てる内容になっております。是非、何度もご覧になり正確な筋診断法の触診技術を磨く手助けとして活用なさってください。
1 腹診点の触診実技
2 診断筋の触診実技
3 確認診点の触診実技
4 その他の触診実技
- 肩甲間部
- 肩甲間部は、診断筋ではありませんが、とても重要な診断部位です。肺兪、心兪、厥陰兪などの経穴があります。縦に動かして触診するのが特徴です。
- 肩上部反応点
- 肩上部の反応点は、肩こりの患者さんに非常に顕著に反応がでます。特に大腸経の反応点(肩井付近)は頻繁に使用しますので、それを中心に解説しています。
5 診断治療の流れ
診断から治療までの一連の流れです。先生には実技だけやっていただいています。
解説ページを用意してありますので、あわせてご覧下さい。
- 腹診
- 診断の第1歩は、腹診からです。修練次第でいろんな情報が読み取れるようになります。
- 診断筋の触診
- 異常を起こしている診断筋をチェックします。
- 診断器操法
- 診断筋、腹診点を触りながら診断器を腹診点、要穴にあててゆきます。
- 治療側の判定
- 反応のあった経絡(主経)の左右どちらを治療するかを確認します。
- 仮治療
- 色体を治療穴に貼ります。
- 主経の確認診
- 主経の診断が正しいかどうかを確認します。
- 共軛経の選定
- 共軛経を診断治療して最終的な確認までを行います。
6 取穴の実際
筋診断法で常用する要穴の取り方です。現在は宗穴を中心に使用しております。筋診断法で用いる宗穴の位置は
WHO標準の定義位置とは違うものがありますので注意して下さい。
初心者の方には、要点集の『筋診断法虎の巻』も収録してありますので、参考になさって下さい。
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