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 研修会参加者の声

鍼灸師 T.N さん

講習会に参加して
 私が筋診断法に出会うきっかけは1年前の「色のちから」のセミナーでした。
 私は現在鍼灸学校の3年で学生をしております。当時、卒業後の自分はどういう治療スタイルを目指していこうか、暗中模索していた時に週1回通っている星野先生の気功教室で「色のちから」のイベントを知り「おもしろそうだな」ぐらいの気持ちで参加をしました。
 正直セミナーでは「筋診断法って何?」訳が分からず、逆に好奇心旺盛な私の性格に火がつき、同時に「これは何かある!」と直感めいたものを感じ定例講習会の存在を知ると何の迷いもなくすぐに会員になり、後期の第1回講習会に参加しておりました。
 この後すぐに、「将来臨床の場で自分の治療スタイルの“核”に筋診断法を取り入れていこう!」と心に決める“ある出来事”がありました。 ある出来事とは、ちょうどその年の8月ぐらいから徐々に左頚部が痛み出し、左腕にシビレが出始めました。頭を後屈すると左腕にシビレがビリビリ走るので「アレッ?頚椎症かな?」と思いましたが、思い当たる原因もなく、まあ、周りには喜んで鍼を刺してくれる人間が一杯いる環境だから、あまり深刻に考えていませんでした。
 ところが「色のちから」のセミナーあたりから、症状が悪化しはじめ「いよいよこれはまずいぞ」と思い、ちゃんと治療院で鍼灸治療を始めました。  ところが治療後は少し改善するが、又すぐにシビレ始めます。学校の授業を受けるのがつらくなり始め、夜間痛も出始めました。 ちょうど後期第1回目の講習会2週間後ぐらいでした。その時に「筋診断治療を受けてみよう」と思いすぐに河野先生に電話をして事情を説明し、治療をしていただきました。あの瞬間は多分一生忘れないと思います。
 右肺経主経の左脾経共軛を取った瞬間に、今まであったイヤな痛みシビレが本当に“スーッ”と抜けていくのが分かるのです。頭を後屈してもシビレも出ません。筋診断法の威力を目の当たりにした瞬間です。
 さらに3日後の夜中、寝ていて急に痛みとシビレで目が覚め「アレッおかしいぞ」と反射的にシールの貼ってある手足をみたら足のシールがはがれていました。すぐに手足共にシールを貼り直した瞬間またもや“スーッ”と今まで出ていた痛みシビレが抜けていきました。
 この出来事があって以来、私の勉強科目は確実に一科目増えています。
 先月末学校で卒論発表会がありました。我々の(実際はほとんど私の)研究テーマは勿論「筋診断法という治療を用いての臨床報告」でした。お陰でかなりの数の“お腹”“筋肉”を触ることが出来、実際に治療効果を出すことも出来、来春の臨床デビューを目指して着々と前進をしております。
 昨日(10月19日)、後期の第1回講習会に参加させて頂き、ちょうど勉強を始めて丸一年になりました。
 その講習会で河野哲士会長が「(後期の講習が終了する)1年半で、治療(取穴)をしてから、それが本当に正しいのか自分で再度確認出来るレベルまでならんとあかんで」とおっしゃっていました。
 それは会長がまるで私に「それが出来ないなら臨床で筋診断法を使ったらアカン!」と言っているようで、かなり昨日の講習会はいつにも増して気合いが入りました。
 本当に「臨床にゴールなし」と言いますけど、一生勉強だと思っています。
 河野先生、そして諸先輩方、今後ともどうかご指導の程、よろしくお願いいたします。感謝!!

東京筋診断協会会報 2003.11.25 Vol.4より抜粋


主婦 A.N さん

私が筋診断を学ぶ理由
 きっかけは夫からでした。  夫は20年以上も緑内障を患って来ました。手術を2回受け薬も続けていますが、全身状態を良くし、進行を遅らせるために試みて来た方法の一つが筋診断です。私は体に興味を持っていて、家族で夫の診断ができれば便利と思い、最初は気軽に講習会に参加しました。ところがこれはとんだ勘違いでした。
 そこは鍼灸師・柔道整復師等いわゆるプロの先生方が真剣に学んでおられました。何も知らずに教科書を少し読んで来た普通の主婦の私はただただ圧倒されました。
 まずお腹を出す事に抵抗がありました。
 それから触れても説明されてもまったく解らない。何もかも解らない事だらけなので質問のしようもないという状態です。質問というものはある程度の理解を前提とします。あまりにも難しすぎる。色片を貼る単純さとは逆にその診断には相当の鍛錬が必要なんだと実感しました。
 もうやめようと思ったりもしましたが、続けて来られたのには理由があります。
 第一に、筋診断のすばらしさ、面白さです。手術や薬に頼らず体に負担なく良くなれば、どんなに喜ばしい事でしょう。
 二つめは、先生方のすばらしさです。体を本当に良くするために真摯に学び合い、熱心に指導して下さいます。人の命に関わる厳しさを感じずにはおれません。
 三つめは、やはり健康でありたいという願いです。まず自分や家族が良くなって行く。当初の目的である夫の診断は難かしく、今は4人の子供達のお腹を診るにとどまっています。
 子供が黙っていてもお腹は正直に伝えてくれるので、お腹に触れて話をしたら何かがふっと抜けて互いに楽になれました。
 最後に、出来の悪い会員をいつも温かくご指導くださり、心より感謝申し上げます。

東京筋診断協会会報 2004.12.5 Vol.9より抜粋


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