筋診断法について

 筋診断法は、鍼灸師で筋診断協会会長の河野忠男氏が開発された経絡治療法です。

河野忠男 筋診断協会会長  河野氏は「橋本式脈診法」を修得し経絡治療をされていましたが、後継者に伝えるのが難しい経絡診断をもっと簡単で的確にできる方法はないかと、研究されていました。
 そのときにアプライドキネシオロジー (Applied Kinesiology:応用運動学=AK)にであい強い示唆を受け、AKから発展したタッチフォーヘルスの講義を受けられました。

 AKとは、アメリカのカイロプラクターであるジョージ・グッドハートによって開発された診断と・治療のシステムです。
 各臓器にはそれぞれ対応する筋肉や経絡があり、その臓器に何か問題があれば対応する筋肉の弱さとなってあらわれることを見つけました。
 筋力テストによって問題のある筋肉や経絡を見つけだし、さまざまなポイントを刺激することによって筋力を回復させることにより、対応する臓器や経絡のバランスもととのえます。

 筋診断法でも筋肉の変化をみることが診断の中心ですが、AKのように筋力テストによって筋力の強弱をみるのではなく、独自の触診により筋肉が異常緊張しているかどうかを判断します。
 異常緊張をとるためにざまざまな研究がなされ、経絡の虚実に対するとらえ方や取穴に独特の体系をもっています。

※写真は河野忠男(筋診断協会会長)です。

Copyright©Kinsindan association